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Thompson Twins(トンプソン・ツインズ)の1984年以降のヒットアルバムから4曲|80’s 傑作選

Into the Gap

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

Thompson Twins(トンプソン・ツインズ)といえば、1980年代を代表するイギリス出身のヒットメーカー。

シンセポップ、ニューウェーブ、ダンスポップといった音楽スタイルで多くのリスナーを魅了。80年代のポップカルチャーにおいても重要なバンドのひとつです。

lofi-chill.hateblo.jp

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今回は、彼らのキャリアを代表する1984年以降のアルバム「Into the Gap」(1984年)と「Here's to Future Days」(1985年)からピックアップです。

Doctor! Doctor!

Doctor! Doctor!」は、1984年にリリースされたシングル曲で、その年最も流行した曲のひとつです。
この曲、80年代の電子的なサウンドがなんとも特徴的。シンセサイザーの音が印象的で、それに呼応するコーラスが心に響きます。キャッチーで明るいメロディと、リズミカルなビートがサウンドの魅力を倍増しています。
また、この曲は、その圧倒的なエネルギッシュな雰囲気で、聴いている側を元気づけてくれます。ストレスフルな日常を忘れて、ポジティブな気持ちで前進したいときに最適な曲です。
ドラマチックな曲の展開と、卓越した盛り上がりで80年代のディスコシーンでは不動の人気。ロンドンナイトにふさわしいエレクトロでキャッチーなサウンドに酔いしれました。

Sister Of Mercy

Sister of Mercy」は、1984年にリリースされたシングル曲で、こちらもバンドの代表的な曲のひとつです。
この曲も、80年代のシンセサイザーをフィーチャーした、ダンサブルなエレクトロニックなサウンドを基調としています。この曲には、シンセサイザー、オルガン、ドラムビートなどの要素が含まれており、厚みと広がりのあるサウンドで包み込みます。また、パンチの効いたピアノリフ、グルーヴ感も抜群。
また、曲の中盤に聞かれるヴォーカルハーモニーは、非常に心地良く、魅了されます。歌詞には社会問題に関するテーマが含まれており、その洞察力も特筆に値します。この曲は、ダンスフロアでのプレイだけでなく、社会的テーマに関する曲に興味のある方にもオススメです。

Lay Your Hands On Me

Lay Your Hands On Me」は、1985年にリリースされたシングル曲で、その年のヒット曲のひとつとして知られています。
特徴は、80年代のポップミュージックに取り入れられたゴスペルやソウルの要素が含まれていることです。キーボードとスピーカーから鳴り響く魂のある音楽的アレンジが、聴き手の心を揺さぶり、熱狂的なダンスへと誘います。トンプソン・ツインズとしての成熟度が増した完成度の高い楽曲です。
また、メッセージ性の強さも特徴です。歌詞には、人々が互いに手を差し伸べ合い、心を開いて支え合うことの大切さが強調されています。エネルギーにあふれ、リズミカルで聴き手を魅了する曲であると同時に、人間の深い絆と愛について考えさせられる曲です。

余談ですが、80年代に「Lay Your Hands On Me」というと、ハードロック好きには Bon Jovi(ボン・ジョヴィ )のアルバム「New Jersey(ニュージャージー)」(1988年)に収録されている同名の曲をイメージしがち。どちらも、それぞれのジャンルで80年代を代表する名曲です(^^)

King for a Day

King for a Day」は、1985年にリリースされた曲で、バンドが発表したシングルとしては比較的マイナーな曲ですが、いやいや、その魅力は健在です。
この曲も、シンセサイザーとドラムマシンを積極的に使ったエレクトロニックなサウンドが印象的。ポップでキャッチーでメロディアスなサビが際立っており、繰り返し聴きたくなるようなハートフルな魅力がいっぱい。
エレクトロニックなサウンドと、独特な意味を持った歌詞が特徴的な曲で、聴いた人が希望を見出し、人生を振り返るきっかけにもなる素敵な曲ですよ。

それでは、次回の80年代の音楽探訪⁈ もお楽しみに (^^)

Into the Gap (Deluxe Edition)

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