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Thompson Twins(トンプソン・ツインズ)の1982-1983年のヒットアルバムから3曲|80’s 傑作選

Set

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

Thompson Twins(トンプソン・ツインズ)といえば、 1980年代を代表するイギリス出身のヒットメーカー。シンセポップ、ニューウェーブ、ダンスポップといいった音楽スタイルで多くの人々を魅了。80年代のポップカルチャーにおいても重要なバンドのひとつです。

そのトンプソン・ツインズが世界的ポップミュージシャンとして高く評価されるきっかけになったのは、80年代を代表するヒット曲「Hold Me Now」。今でもよく耳にするあの名曲です。

その圧倒的な名曲の影に隠れてしまいがちな、彼らのいくつかの名曲の中から、今回は、彼らのキャリアを代表するアルバム「Set」(1982年)と「Quick Step and Side Kick」(1983年)からオススメを3曲ピックアップ。

ポストパンク的サウンドが全面に露出したデビューシングル「Squares and Triangles」は、アンダーグラウンドな世界で認知はされても、他の同様なバンドとの差別化までには至らず…

In the Name of Love

アルバム「Set」(1982年)に収録されている「In the Name of Love」のリリース後、トンプソン・ツインズは、前衛的なシンセサイザーの活用によりポップでダンサンブルな音楽スタイルにシフト。この「In the Name of Love」を契機に、80年代のシンセポップムーブメントの波に乗り、ニューウェーブムーブメントの重要な存在のバンドとして評価されました。

この曲の特徴は、それまでのトンプソン・ツインズにはなかった覚えやすくて耳に残るそのキャッチーなメロディです。そして、斬新なサウンドプロダクション。シンセサイザーの音色や、緻密なアレンジは、当時の他のバンドとは一線を画す大きな差別化に。

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ここからトンプソン・ツインズの快進撃が始まりました。

Love On Your Side

Love On Your Side」は、アルバム「Set」の次にリリースされたアルバム「Quick Step and Side Kick」(1983年)に収録。

この曲のヒットポイントは、ディスコティックな躍動感のあるリズムでしょう。鮮やかで美しいシンセサイザーの音色の重なりが豊かなサウンドを演出。キャッチーなメロディと幅広い音色、曲のテンポとフレーズに上手くリンクしたエネルギッシュなボーカルとコーラスが絶妙。ディスコでウケる要素がたっぷりのポップチューンとなっています。

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当時、日産(NISSAN)フェアレディZのテレビCMに起用された曲でもあります。これで、日本のお茶の間にトンプソン・ツインズがデビュー。

Lies

Lies」も、アルバム「Quick Step and Side Kick」(1983年)に収録された曲。

ダンサブルなリズムワークと、スピーディな展開のエキサイティングなアレンジが印象的です。
また、ディスコやファンク、レゲエなど、多岐に渡る音楽のリズミカルな要素をミックスし、コンガの音色やアジアンチックなメロディがフィーチャーされ、曲全体に重奏的な響きを加え、独特のグルーヴを生み出しています。

独特なリズムサウンドとエキサイティングなアレンジ、そして「Lies, lies, lies, yeah!!」と連呼されるキャッチーなフレーズがなんとも印象的です。

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「In the Name of Love」のリリース後、トンプソン・ツインズの音楽は、ポップでダンサンブルな要素が強くなり、特にディスコフリークに愛されるバンドに。数多くのヒット曲を生み出した80年代のシンセポップムーブメントの中で、大きな存在感を示したバンドのひとつです。

Set

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Quick Step & Side Kick

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