チル=イズム

人生を上手にナスがままにマメに⁈ 自分らしく生きる

Orchestral Manoevres In The Dark(オーケストラル・マヌーバーズ・イン・ザ・ダーク)のヒットナンバーから4曲|80’s 傑作選

Junk Culture

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

Orchestral Manoevres In The Dark(オーケストラル・マヌーバーズ・イン・ザ・ダーク:以下、OMDと略します)は、1970年代後半から1980年代の初めにかけて活躍したイギリスのエレクトロ・シンセポップ・デュオです。
オーケストラル・マヌーバーズ・イン・ザ・ダーク(暗闇で演奏するオーケストラ)という名、日本のテクノバンド YMO(イエロー・マジック・オーケストラ)ぽいのは、時代ですね(^^)

OMDは、当時流行りのシンセサイザーを駆使したミニマルでエレクトロニックなサウンドが特徴です。
ニューウェーブ・ムーブメントには、ダークサイドとポップサイドと二分化する傾向がありましたが、OMDはその中庸的な音楽スタイルを得意としていたようです。
さらに、ポップなソフトなメロディでありながらも、独特なアンビエントな要素を組み合わせ、また、しばしばテクノロジー、社会問題、政治的思想などをテーマにしたリリックさも。

OMDの音楽は、エモーショナルでありながらも知的で実験的な要素を併せ持ち、独自のスタイルで他のバンドとの差別化を図っていました。

Enola Gay

OMDのといえば、という代表曲「Enola Gay(放題:エノラ・ゲイの悲劇)」。OMDの初期の作品の中でも特筆すべき名曲です。
曲名は、広島に原子爆弾を投下したアメリカの爆撃機「エノラ・ゲイ」に由来しています。日本のテレビ番組のテーマ曲として使われていました。

エネルギッシュな独特なリズムワークとシンセサイザーのポップでダンサンブルなメロディでディスコでも人気の曲でしたが、戦争の恐怖と人間の脆さをテーマにした内容。
OMDの社会的な関心とメッセージ性で、ポップさの中にパンクスピリットを感じさせる曲です。

Electricity

「Electricity」もOMDにとっての初期の作品です。
ローテーションのパンキッシュでエネルギッシュなボーカルと、淡々と打ち込まれた機械的なシンセサイザーとの組み合わせによる、ポストパンク時代を体現する曲です。

耳に残るキャッチーなメロディと刺激的なリズムに惹きつけられます。
現代社会の依存と相克を探求したこの曲は、OMDの創造的破壊による音楽的個性を象徴する一曲です。

Tesla Girls

「Tesla Girls」は、1984年にリリースされたヒットアルバム「Junk Culture (ジャンク・カルチャー)に収録されているヒット曲です。

イントロ部分のアレンジがお洒落で、明るくアップテンポなシンセポップと、キャッチーなメロディ、スマートなボーカルが聴き心地の良さを爆上げ。
疾走感のあるリズムと、甘美な知性が漂うエレクトロ・ポップが当時のディスコでもウケてブレイク。

この「Tesla Girls」は、OMDのポップな音楽性に対する才能の高さを示した曲で、彼らの楽曲の中でも人気の高い一曲です。

Locomotion

「Locomotion」も、1984年にリリースされたヒットアルバム「Junk Culture (ジャンク・カルチャー)に収録されているヒット曲です。

ダンサンブルなリズムと、ホーンセクション的なシンセサイザーによる厚みのあるサウンドが特徴的で、当時のディスコブームにドンピシャ。
OMDの音楽が持つポップさが溢れ出た傑作です。

これら80年代の名曲を通じて、OMDの創造性と音楽的な個性を堪能してみてはいかがでしょうか。

lofi-chill.hateblo.jp