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Berlin(ベルリン)のヒットナンバーから5曲|80’s 傑作選

Pleasure Victim

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

アメリカのニューウェーブ・バンド、Berlin(ベルリン)。アメリカなんだけどベルリン。
80年代らしいネーミング(^^)

ロックをベースに、ポップでキャッチーなメロディとエレクトロニックでユニークなサウンドを上手く融合させたテクニカルなシンセポップと、テリー・ナンのセクシーでパワフルな歌声、魅力的なルックスで多くの音楽ファンを魅力しました。

Sex(I'm A…)

「Sex(I'm A…)」は、性的な自己表現やジェンダーという斬新なテーマとプロヴォカティブな歌詞が注目された曲です。当時の社会的なタブーに挑戦し、セクシュアリティやジェンダーの自由な表現を追求する姿勢が評価されました。まだ日本ではピンとこないテーマでしたが….。この社会に対する挑戦的な姿勢に、パンクの思想を感じ取ることができます。

シンセサイザーのエッジの効いたサウンドとエネルギッシュなドラムビート、ロックなギターによるリズムがダンサブルで、ポップなメロディーに、テリー・ナンのパワフルなボーカルパフォーマンスが楽曲に独特の魅力を与えています。

The Metro

「The Metro」は、ダークでエモーショナルなシンセサウンドが特徴的です。曲の冒頭から響くシンセサイザーのメロディーは、なんとも幻想的でありながらも重厚さを感じさせます。

また、ドラムのリズムやギターのリフが力強さとグルーブ感を醸し出しています。

さらに、切なく哀愁漂うテリー・ナンのボーカルは、楽曲にさらに深い感情が込められ、ベルリン独自のダークでメロディックなサウンドを特徴付けています。

「Sex(I'm A…)」と「The Metro」は、ともにベルリンの楽曲としては比較的アンダーグラウンドな印象が強く、1980年代のポストパンクやニューウェーブの要素を取り入れながら進化と革新を示す、ベルリン独自の音楽を模索する実験的なアプローチに80年代ならではの面白みを感じます。

Dancing In Berlin

「Dancing In Berlin」は、まず、曲のタイトルに時代背景を感じます。この曲もベルリンの初期の代表曲の一つです。

ダンスミュージックとニューウェーブの要素を組み合わせたエネルギッシュなリズムとキャッチーなメロディー、テリー・ナンのハートフルでポップなボーカルが特徴です。ダンサンブルで耳障りよ良さと踊り心地の良さでディスコで人気の曲でした。

No More Words

特徴的シンセサイザーによるイントロと、よりディスコを意識したかのようなドラムビート、キャッチーなメロディライン、テリー・ナンの伸びのある澄んだ歌声と感情的なボーカルパフォーマンスのバランスがバッチリです。
ヒットチャートとMTVを賑わしたベルリンのヒット曲です。独特のエモーショナルなアプローチが感じられます。

Take My Breath Away

「Take My Breath Away(邦題:愛は吐息のように )」は、トム・クルーズ主演の1980年代の大ヒット映画「トップガン」のサウンドトラックに収録された曲で、ベルリンのキャリア史上もっともヒットした曲です。

バラードとしての側面が強く、シンセサイザーのソフトなサウンドと、壮大でドラマティックなメロディ、そして、テリー・ナンの切ない歌声が印象的です。

作品の完成度の高さから、数々の賞を受賞しました。今でもよく耳にする名曲です。

初期のベルリンから全盛期のベルリンを聴き比べてみると、1980年代のポップカルチャーと音楽シーンにおいて、ポストパンク、ニューウェーブ路線の斬新なアプローチと独自の個性を持ちながらも、多くのリスナーに共感されるアーティストへと進化し活躍した様子がよくわかりますね。

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Pleasure Victim

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