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Stray Cats(ストレイ・キャッツ)のヒットナンバーから3曲|80’s 傑作選

STRAY CATS

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

Stray Cats(ストレイ・キャッツ)は、1980年代に活躍したアメリカのイケイケなロカビリーバンドで、ボーカル&ギターのブライアン・セッツァーとウッドベース、ドラムの3人構成のバンドです。トレードマークのリーゼントの猫のキャッチーなイラストも有名です。

ところで、ロカビリーとは、1950年代にアメリカから普及したロック・ミュージックの初期のスタイルのひとつのこと。
ロックとヒルビリー(カントリーやウエスタンの祖)との合成に、ブルースやR&Bなどアメリカの多様な音楽の影響を受けて発展した音楽スタイルで、ウッドベースとドラムスによるリズム、シャウトするボーカルが一番の特徴的でしょう。
一番わかりやすいロカビリーは、ロック界のスーパースター、エルヴィス・プレスリーですね。

一時は衰退気味だったロカビリーですが、70年代の後半のパンク・ムーブメントの影響と、80年代初めのポストパンクによるレトリック・ミュージックやノスタルジー・ブームの影響もあり、ロカビリーのブーム(ネオ・ロカビリー)が再来。
さらに、サイコビリー(サイコとロカビリーの融合)、パンカビリー(パンクとロカビリーの融合)など、新たなジャンルも生まれた時代です。

そのネオ・ロカビリーの中でも Stray Cats がダントツでイケてるロカビリーで、そのブームの代名詞でもあったワケですが、あの QUEEN(クイーン)もロカビリー風の名曲「Crazy Little Thing Called Love(愛という名の欲望)」をリリースしたり、The Clash(クラッシュ)が60年代の Vince Taylor の「Brand new Cadillac」というロカビリー・ナンバーをカバーしてヒットさせたりといった現象も見られました。

Stray Cat Strut

ファースト・アルバム「Stray Cats(涙のラナウェイ・ボーイ)」(1981年)に収録されている曲で、Stray Cats のテーマソングのような曲です。

ウッドベースどっしりとストリート感のあるR&B、ソウルの要素のある、1950年代のロカビリーサウンドを蘇らせてくれるストリートロックンロールが魅力的。

Rock This Town

この曲もファースト・アルバムに収録。痛快なロックンロールのリズムにスウィング感のあるメロディが混じり合う爽快感のある曲。
シンプルにロカビリー天国。

独特なギターサウンド、ノリノリで小気味良いドラムのリズム感、ファルセット気味に歌われるボーカルなど、明るく楽しいヒットナンバーです。
ツイストを踏むダンサンブルな曲調でディスコでも人気。

lofi-chill.hateblo.jp

Runaway Boys

曲の冒頭からビシバシと響く重厚なドラムビートと、ウッドベースのスラップがより強調されたロカビリーのリズムがストレートで古典的なサウンドを大事にしながら、メロディとボーカルに現代的なエッジを持つスタイリッシュで独特な楽曲。
シンプルにカッコいいロカビリーで、ディスコでも人気。この曲もファースト・アルバムに収録。ファーストアルバム最強⁈

ストレイ・キャッツの公式サイト
https://straycats.com

ち・な・み・に、1970年代から80年代の日本では、オールド・スタイルのロカビリー・バンドとして矢沢永吉さんのキャロルや、舘ひろしさんのクールスが活躍。
そして、ロカビリーといえば、革ジャン、革パンツ、リーゼントにグリースといったトラディショナルで硬派なファッションも定着。バイクも。

また、歌番組では、オールディーズ・グループ、ザ・ヴィーナスの「キッスは目にして!」がヒット。

原宿などでは、「クリームソーダ」のブランドの服やアクセサリーをまとったローラー族がジルバ、ツイストなどのダンスを踊ったり…

ツイスト&シャウト ♫