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Make The Move / The Rockats(ザ・ロカッツ)|80’s 傑作選

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

今回は、魅惑的なリズムと華麗なスタイルで世界中のファンを魅了したロカビリーバンド、The Rockats(ザ・ロカッツ)をピックアップしてみたいと思います。

The Rockatsの特徴は、1950年代のロカビリー音楽と現代的なロックンロールのエッセンスを見事に融合させた点でしょう。
また、彼らのフレッシュでクールなステージングと、レトロな要素を現代に昇華させたスタイルは、観客をタイムスリップさせるかのようで圧巻です。ネオ・ロカビリーと言われたブームを牽引した重要なバンドのひとつです。

lofi-chill.hateblo.jp

ちなみに、私が The Rockats というバンドを知ったのは、アルバム「スネークマン・ショー(急いで口で吸え!)」に収録されていた “All Thru The Nite“ がきっかけでした。
これ聴いて、てっきりオールディーズかと思ったほどすっごいレトロ感 (^^)

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Make The Move

そんなThe Rockatsの代表曲の一つといえば、"Make The Move" でしょう。この楽曲は、彼らの音楽の真髄を体現しており、聴く者の心を揺さぶる力を持っています。

曲が始まると、耳に心地よい音色が広がり、その後、ドラムの軽やかなリズムと、ベースのグルーヴィなサウンドが加わり、ずるずるとロカビリーの世界に引き込んでいきます。また、ギターのフレーズは絶妙で、ロカビリーの真髄を感じさせると同時に、現代的なエッジも加えられています。

そして、ボーカル。その歌声のスマートさは1950年代のロカビリーショーにでもいるかのような錯覚に陥らせます。どこか切なさも感じられ、聴く者の心に深く刻まれる歌声です。

この、"Make The Move" のイチバンの魅力は、過去と現在、ジャンルとスタイルの融合でしょうか。古典的なロカビリーの要素が、現代のリスナーにも新たな刺激を与える形で息づいています。また、キャッチーなメロディとグルーヴ感溢れる演奏、曲の構成も丁寧で、飽きさせることのない曲のアレンジは、ダンサンブルでもあり、80年代のディスコシーンにもマッチする汎用性の高さ。

彼らの音楽を通じて、ロックンロールの新旧が交錯する音楽体験を楽しんでみてはいかがでしょうか (^^)