こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です
Art Of Noise(アート・オブ・ノイズ)は、イギリスで結成された、アヴァンギャルドな音楽芸術集団です。
奇才派アーティストを創出するZTTレコードからデビューした正体不明のユニットとして活動していました。なんともワクワクするアーティストです (^^)
当時ブームのシンセサイザーやダンスビートに、環境音、生活音、機械的な効果音、さらには雑音(ノイズ)までもを積極的に取り入れたサンプリング技術を駆使した、先鋭的で実験的な電子音楽が奇想天外で楽しみでした。
ニューウェーブ・ムーブメントから新たな挑戦でジャンルを超越した感性が前衛芸術そのもの。
異次元のセンスがじわじわと。
ちなみに、グループ名は、イタリア未来派の画家・作曲家・楽器発明家であるルイージ・ルッソロの論文「騒音芸術(Art Of Noises)」に由来しているというのも有名。これ納得。
そんな彼らのヒット曲の中から3曲。
まずは、クールなビートでダンスミュージックやヒップホップのファンに人気の、ヒットチャートを賑わした最強の2曲です。
Beat Box(Diversion 1)
… Close(To The Edit)
人間の声や楽器の音など、様々な音をサンプリングして組み合わせ、新しい音楽を作り出しています。
こうした手法は、当時の音楽シーンでは斬新で、その後のアーティストに大きなインパクトを与えました。
Moments In Love
こちらは前の2曲とはぐっと印象が変わって、機械音が醸し出す癒しを追求するかのようなスローで美しいメロディーが特徴的な芸術作品です。
エレクトロニック・ダンス・ミュージックの先駆者でもあったArt of Noise。
当時の音楽シーンでは、かなり攻めた新しい音楽で新風を吹き込み、多くのアーティストに影響を与えました。
いま聴いてもまだまだ斬新さは衰えていません。
トレヴァー・ホーン、ZTTレーベル … やっぱりすごかった。