こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です
イギリスのミュージシャン、Peter Gabriel(ピーター・ガブリエル)。プログレッシブ・ロックバンド「ジェネシス」の元リード・ボーカリストで、奇抜なステージ・パフォーマーとしても有名です。
その類稀な才能で、ソロになってからもヒット曲連発。80年代を代表するカリスマ・アーティストのひとりです。
Shock The Monkey
初期のソロアルバムは、プログレに心情的なポップさを重ねた音楽が目立っていたのですが、「Shock The Monkey」はアレあれショッキングな変貌ぶり。良い意味での。
この曲を初めて聴いたのディスコ(OZ)でした。とてつもなくニューウェーブ。
まさかピーター・ガブリエルの曲だとはスグに理解できないほど ….
闇深さを奏でるシンセサイザーの音色とパワフルなドラムビートで始まり、独特なメロディのリフレインに訴えかけるようなピーター・ガブリエルのエネルギッシュなボーカルが加わり、凄まじいダイナミック展開を繰り広げます。
その暗くてドリーミーな世界観にズルズルと引き込まれてしまいます。
さすがプログレ・ロックに精通したピーター・ガブリエル。曲が進むにつれ、シンセサイザーに様々な楽器の濃密なサウンドが重なる高度なクロスオーバー技術が使われています。
その複雑に交錯するメロディー、まるで哲学詩人のような摩訶不思議な歌詞、そしてダンサンブルなビート。このアートロックな音楽スタイルが、当時のクラブシーンでウケないわけがありません (^^)
その独自の音楽世界観はミュージック・ビデオでも話題に。