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The Official Colourbox World Cup Theme / Colourbox(カラー・ボックス)|80’s 傑作選

Colourbox

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

今回は、1980年代に活躍した Colourbox(カラー・ボックス) というイギリスのミュージック・グループについて。

まず、Colourboxの特徴はというと、まず、4ADレーベルということ。4ADレーベルとは、流行主義、産業主義とは反する個性的なインディー・アーティストを扱うレーベルで、バウハウスやコクトー・ツインズ、デッド・カン・ダンス、ピクシーズ、ザ・ザ等、ちょっと尖んがったバンドがぞろぞろと。4ADにはおもしろい音楽がいっぱいで、80年代初めに手当たり次第に聴いたりしていました。

Colourboxも、エレクトロ、ニューウェーブ、ダブ、エキゾチックなど、さまざまな音楽ジャンルを取り入れた個性が際立っていたバンドです。

The Official Colourbox World Cup Theme

「The Official Colourbox World Cup Theme」という曲は、1986年に開催されたサッカーワールドカップ・メキシコ大会の公式テーマ曲として作曲された楽曲… のようです。80年代当時は、今みたいにサッカーワールドカップが国民に広く認知されていたワケでもなく、むしろ、ワールドカップの存在すら知らないのが一般的の、プロ野球全盛の時代。曲のタイトルだけでは何のことだかでしたが、4ADがきっかけで知り、よく耳にしたのはディスコ。この曲は、OZではなく、DANCE HALL でしたね。

曲の特徴としては、独特のイントロパート。ダブの影響を感じるベースラインとキャッチーなリフが印象的です。また、ドラムスのビートは非常にリズミカルでダンサンブル。重厚感と迫力のある音使いは秀逸で、場の雰囲気を盛り上げるパワーとエネルギーに満ちています。

歌詞は一切なく、エネルギッシュな演奏とユニークなアレンジ、そしてフルオーケストラによる後半の盛り上がりが、なるほどワールドカップ級。幅広いジャンルの音楽要素を取り入れたその独自の音楽性と迫力に興奮します。今聴いても全然古さを感じません。

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