チル=イズム

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昭和レトロな「カセットテープ&ラジカセ・ライフ」のこと

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

80年代のモノへの思い入れが強すぎて、なかなか処分できずに今に至ります。

その保管場所の多くを占めているのがレコードカセットテープなど音楽に関するものです。

例えば、カセットテープ。

段ボール箱の中に山積みになったまま何十年も経過。

80年代のピークを過ぎてから今までほとんど聴いていないものもいくつかあります。

当時のゴツいスピーカー搭載のラジカセが残念ながら壊れてしまった、ということもあり・・・

今は簡易的なラジカセを使用していますが、残念ながら音がイマイチ。

なので、使用といってもラジオ以外で使うのは2〜3年に1度使うか使わないかです。

今は、聴きたいときにすぐに聴けるSpotifyなど便利なものが多すぎて、あえてアナログで手間をかけて聞くというスタイルが激減です。

でも、あのカセットテープ特有のモワッとした音質感で昭和のアナログ・ライフをプレイバックし満喫したりするのも楽しみでもあります。

たまにですが。

昭和の時代のレコード盤は私にとって高価なモノで、次から次へと買うわけにはいかず、友達との貸し借りの範囲でカセットテープに録音し、擦り切れそうになるまで聴き込むというスタイルが定番でした。

レンタル・レコードが登場するまでは。

そして、救世主「レンタル・レコード」の登場で一気にカセットテープの数が増えていきました。

いろんなジャンルやアーティストのレコードが聴けるようになり、音楽ライフと音楽の指向性などもカセットテープの数に比例して加速的に変わっていきました。

レンタルが登場しても、レコード盤と同じかそれ以上にカセットテープも大事にしていました。

ラジカセ(ウォークマンなど)があればレコード盤よりも聴ける場所の制約がなく、音楽のある生活圏がぐっと広がり、気持ちの豊かさが向上したということもあって。

レコード盤のジャケットをコピーし、それをカセットケースに挟み込んでみたり。

ワープロ登場後は、専用レーベルに微調整しながらタイトルを印刷してみたりも。

手間暇かけていました。

アルバムの通りに曲名を印刷してみたりも。

お気に入りの絵柄のレーベルで飾ってみたりしながら。

FM雑誌に付録のカセット・レーベルや市販のカセット・レーベルもバラエティに富んで、ポップなものがいっぱいでした。

シティ・ポップな感じ絵柄。

当時、カセットテープも決して安いモノではありませんでした。

メタルテープなんて結構な値段。

しっかり巻き戻してテープのたるみなく、伸び伸びにならないよう注意したり、テープの質が悪くならないように早送り・巻き戻しも極力しないように、A面からB面の終わりまで素直に順序立てて丁寧に聴いたりしていたことなどが、その曲やそのアルバム、そのアーティストへの想い入れと重なって、結果、今でも脳裏(耳)に焼き付いています。

モノを大事にするということは、きっと、こういうことなのかな〜と、当時のカセットテープを聴きながら、分かったような気になっています。

なんて。