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The Runaways(悩殺爆弾〜禁断のロックン・ロール・クイーン)/ The Runaways(ランナウェイズ)|アルバム 傑作選

THE RUNAWAYS

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

ランナウェイズ(The Runaways)は、1970年代に活躍したアメリカの女性ロックバンドで、女性だけのロックバンドは、その時代においては非常に異例の存在でした。また、デビュー当時は、ティーンエイジのメンバーばかりというのもそうでした。そのメンバーには、ジョーン・ジェット、リタ・フォード、シェリー・カーリー、ミッキ・スティールなどの後のスターが揃っており、様々な点で伝説的なバンドと称されていました。

しかし、母国アメリカではパッとせず、日本では人気。クイーンやKISSなどのように、日本で人気を博して母国でブレイクするという、その当時によくあった逆輸入型のアーティストのひとつですね。日本で売れたら世界で売れる(Big in Japan)という。

ランナウェイズを知るきっかけは、70年代のNHKテレビ(洋楽ライブ番組?)でした。エネルギッシュなステージパフォーマンスは衝撃的。激しいギターリフとドラムビート、そしてアグレッシブなボーカル、パンキッシュなルックスに挑発的なファッション。パンクロックやハードロックの要素を取り入れた、力強く、大胆で迫力のある演奏。反抗心や自由への渇望など、反骨精神が溢れ出た様は、Sex Pistols(セックス・ピストルズ)といったパンクバンドに通じるものを感じました。

The Runaways(悩殺爆弾〜禁断のロックン・ロール・クイーン)

The Runaways(悩殺爆弾〜禁断のロックン・ロール・クイーン)」は、1976年にリリースされたランナウェイズのデビューアルバムです。このアルバムは、ロック史上の名曲「Cherry Bomb(チェリー・ボンブ)」を含む10曲が収録されています「Cherry Bomb」は、彼女たちの反逆的な精神とセクシャリティを象徴する代表曲となりました。

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このアルバムには、ハードなギターリフやドラムスと、シェリー・カリーのハードでセクシーなボーカルが印象的な曲が満載です。
技術的には荒削りで未熟な感じもありますが、それがかえって、自分たちの声を恐れずに発信する生々しいメッセージとなり、当時の男性中心のロック界に挑戦する彼女たちの反骨心と魅力をより一層際立てていました。

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ランナウェイズの活動は短命で、1979年に解散しましたが、後に登場する多くの女性ロッカーやパンクバンドに影響を与えることになったこのアルバムは、歴史的にも音楽的にも重要な作品(名盤)だと言えるでしょう。

しかし、残念ながらこのアルバム、本国アメリカではあまり売れませんでした。でも、日本では大ヒット。日本で初めてライブを行い、熱狂的なファンを獲得。


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当時の日本の音楽雑誌には、彼女たちの写真が溢れていました。アメリカよりも日本で人気絶大でした。


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ランナウェイズの映画もありました。


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ランナウェイズ (字幕版)

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  • クリステン・スチュワート
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「Cherry Bomb」は、80年代のディスコでもよく聴いたものです。

Queens of Noise [Analog]

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  • アーティスト:Runaways
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