こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です
Joy DIVISION(ジョイ・ディヴィジョン)のアルバム「Closer」。
「暗い!」でも「カッコいい!」が、Closer をはじめて聴いた時の印象です。
パンクを超越し、極限まで落ちたローテンション・サウンド。
ベースとドラム、ボーカルがずっしり重くのしかかる無機質なメロディが特徴的なジョイ・ディヴィジョン。
80年代に病んだ感じのバンドは数あれど、ここまで絶望的で孤独感と虚無感に心惹かれてしまうバンドはなかなか少なかったです。
ボーカルのイアン・カーティスの首吊り自殺の後にリリースされたアルバムということもあり、当時、社会に対しての反骨的な思想を抱く若者の共感を集め、カリスマ化し、伝説的なバンドとして人気を誇りました。
そして、後にニューオーダーへと。
闇が深ければ深いほど光を意識する。闇があるから光を感じる、闇と光の関係。絵画と同じですね。
見る者、聴く者によって受けとめかたがが違う。まさに芸術です。
音楽性もさることながら、このアルバム・ジャケットも芸術的です。
すべてがひとつの作品として完成しています。
これも前衛アートです。