チル=イズム

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Owner of a Lonely Heart / Yes(イエス)|80’s 傑作選

Owner of a Lonely Heart

こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です

グラミー賞を受賞したり、ロックの殿堂入りをしたりと実力も評価も高い老舗のロックバンド、Yes(イエス)

1960年代後半から活躍したイギリスのプログレッシブロック界(プログレ)の巨匠的な存在のバンドで、独自の音楽とテクニカルな演奏で多くのロックファンを魅了。

プログレ特有の緻密で複雑な構造の音楽、曲のテーマごとに変化する独特な世界観はもちろん、キーボードやギターの圧倒的な演奏技術の高さも相まって、聴く人を楽曲へ惹き込み、深い没入感を高めるイエスの音楽性には、哲学、宇宙観、人生観、スピリチュアルを感じることさえあります。かといえば、無条件のロックで迫ってきたりも。常に新たな視点を求められるイエス。

中でも「Roundabout」という曲はユニークで、レコードが擦り切れるぐらいハマりました。この曲、テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のエンディングテーマにも使用されたみたいですね。知らなかったけど (^^;

Owner of a Lonely Heart(ロンリーハート)

1980年代にヒットした「Owner of a Lonely Heart」。イエスのキャリアを代表する曲のひとつであり、ロック史における名曲としても知られている曲です。

この曲は、イエスの伝統的なプログレッシブロックの印象を僅かながらも残しながら、シンセポップによるキャッチーメロディ、ダンサンブルなリズム、実験的音響効果など、ニューウェーブの音楽志向性を大胆に取り入れ、ロックファンにも、ダンスファンにもしっかりアピール。

特に、エネルギッシュなギターリフと、華麗なシンセサイザーの演奏の組み合わせは絶妙で、楽曲にダイナミックさと繊細な響きをもたらしています。この、ロンリーハートが収録されているアルバム「90215」のプロデューサーが元バグルスのトレヴァー・ホーンということで納得。特に、斬新なイントロの部分。出だしの瞬間でロンリーハートだとすぐ分かります。

もちろん、イエスといえばボーカルのジョン・アンダーソン。曲調が変わっても、彼の感情的なボーカルパフォーマンス、エモーショナル歌声は不変。

世界的大ヒットとなったこの曲、日本のテレビCM曲などで頻繁にプレイされましたし、アートロックなサウンドにポップでダンサンブルなリズムを上手に掛け合わせるサウンドがディスコでも違和感なく楽しめました。