こんにちは!
HIMA-JIN WALKER です
私たちが生きる現代は、VUCAの時代と呼ばれています。VUCAとは、Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった言葉です。よく聞く言葉ですよね。
このVUCAの時代は、社会や経済の変化が激しく、予測が難しい不安定な時代です。まさかの出来事が世界各地で普通に起きている時代です。何十年に1度と言われる大規模自然災害などもそうです。
このような時代では、ひとつの収入源に頼り切っていると、不況やリストラなど外的要因によって収入が途絶えるリスクが高くなります。
そこで、副業や起業などで、収入を分散することが重要になります。収入を分散することで、リスクを軽減し、より安定した生活を送ることができます。
副業や起業で収入を分散するメリット
副業や起業で収入を分散するメリットの一例を挙げてみます。
◆ 収入の安定性向上
ひとつの収入源に頼り切っていると、社会情勢の激変による突然の不況やリストラ、近ごろよくある企業不祥事など本業の不本意な破綻などによって収入が途絶えるリスクが高くなります。
しかし、副業や起業で収入を分散することで、リスクを分散し、収入の安定性を保つことができます。
◆ リスクの軽減
副業や起業は、本業とは異なる収入源となります。そのため、本業が振るわず賃金増(昇給)がなかったり、失業しても、副業や起業で収入を得る手段を持っておくと、生活困窮リスクを軽減することができます。
また急な病気、家族の介護等により就業できなくなったとしても、労働を必要としない副業・起業の収入源があると安心です。
◆ 自分らしい働き方の実現
副業や起業は、自分の好きなことや得意なことを活かして、自分らしい働き方を実現することができます。
人生に与えられた時間は限られています。他に雇用された働き方の場合、自分の人生の限られた貴重な時間をどれだけ多く雇用先に提供し、お金に換えていることでしょうか。人によっては、やりたくないことを我慢して、嫌な人と我慢して、理不尽なことを我慢しながら、貴重な時間を犠牲にしてまで。
本業は生活維持のため、副業・起業はやりがいや充実感を得るためと割り切ることで、自分らしい働き方を実現することも可能です。好きなことで副業を始めて起業し、いつの間にか副業と本業が逆転したということも珍しくありません。副業・起業は、自力で生き抜く自信にもつながります。
副業・起業で収入を分散するための方法
副業・起業で収入を分散する方法は多種多様です。たとえば、以下のような方法があります。
◆ 本業のスキルや経験を活かした副業
本業のスキルや経験を活かした副業を始めることで、低いハードルからスタートすることができます。たとえば、本業がITエンジニアなら、プログラミング等のスキルを活かして、副業やフリーランスとして仕事を請け負うことも可能です。実際に、そうした需要と供給をマッチさせるマッチングサービスが増えています。
また、本業が営業なら、営業のスキルを活かして、ネットショップやブログ、動画サイトなどで商品やサービスをPRし販売したり、営業のノウハウを売る副業などもできます。
◆ 本業のスキルとはまったく違う副業
本業とは異なるスキルや経験を活かした副業を始めることで、新たな知識・経験・能力を身につけキャリアアップすることができます。政府が推奨してあるリスキリング(学び直し)を副業で実践する方法でもあります。
・クラウドソーシングやフリーランスなどの在宅ワーク
クラウドソーシングやフリーランスなどの在宅ワークは、インターネットを介して仕事を受注する方法です。在宅ワークなら、通勤や出張などの時間や費用を節約できるため、本業と並行して行うことができます。
・ネットショップやブログなどのネットビジネス
ネットショップやブログなどのネットビジネスは、インターネットを介して商品やサービスを販売する方法です。ネットビジネスなら、初期費用や運営コストを抑えて始めることができるため、比較的簡単に副業を開始することができます。
モノを書くことが好きな人はブログで商品やサービスを紹介して収入を得るアフィリエイトも有効ですし、自分の知識や特技を活かしたサービス提供サイトに登録して売り買いするスキルマーケットも人気があります。
・起業
起業は、自ら事業を立ち上げることです。起業は、収入を大きく増やす可能性がありますが、失敗するリスクもあります。起業するには慎重さも必要ですが、今の時代は、新しいもの、ニッチなもの、時代を先取りしたものを、先にやったもの勝ちの世界でもあります。
キャリア形成にとってのメリット
キャリア形成にとっても、本業だけでなく、副業やスモールビジネスなどの起業にチャレンジすることには、以下のようなメリットがあります。
◆ スキルや経験の向上
副業や起業は、本業とは異なるスキルや経験を身につける絶好の機会です。
たとえば、本業がエンジニアなら、プログラミングのスキルを活かして、副業やフリーランスとして仕事を請け負うことで、より高度なスキルを身につけることができます。
また、本業が営業なら、営業のスキルを活かして、ネットショップやブログで商品やサービスを販売することで、マーケティングや販売のスキルを身につけることができます。
◆ 自己肯定感の向上
副業や起業は、自分の力で何かを成し遂げることで、自己肯定感を向上させることができます。自分のアイデアや努力によって、収入を得たり、新たな価値を創造したりすることで、自信や達成感を得ることができます。
◆ キャリアの幅を広げられる
副業や起業は、キャリアの幅を広げるのに大いに役立ちます。副業や起業によって、新しいスキルや経験を身につけることで、自分の可能性を広げることができます。また、副業や起業で成功することで、本業でのキャリアアップにもつながる可能性があります。
このように、副業や起業は、収入の安定性やリスク軽減だけでなく、キャリア形成にもメリットがあります。本業でのキャリアアップを目指す人はもちろん、自分の可能性を広げたい人にも、副業や起業はおすすめです。
また、副業や起業が失敗したとしても、その経験から身につくスキルや能力などの価値は、決して無駄にはなりません。むしろ、失敗の経験は、今後の成功につながる貴重な教訓となるでしょう。
副業や起業が失敗したとしても、その経験から身につくスキルや能力などの価値には、以下のようなものがあります。
- 問題解決能力
- リスクマネジメント能力
- コミュニケーション能力
- リーダーシップ能力
- 忍耐力
- 諦めない精神 など
副業や起業は、失敗のリスクを伴う挑戦です。そのため、失敗を経験することで、問題解決能力やリスクマネジメント能力を身につけることができます。また、失敗を乗り越えることで、コミュニケーション能力やリーダーシップ能力、忍耐力、諦めない精神なども磨かれます。
これらは、転職に際して求められるスキルでもあります。転職市場で求められることは、社会で必要とされる人材要件です。副業や起業にチャレンジして無駄になる経験はありません。
また、これらのスキルや能力は、ビジネスだけでなく、人生においても役立つものです。副業や起業が失敗したとしても、その経験を活かして、今後の成功につなげていきましょう。
さらに、副業や起業を通して、以下のような経験や学びを得ることもできます。
- 自分の強みや弱みを知ることができる
- 目標設定や計画の立て方、実行方法を学ぶことができる
- チームワークやコミュニケーションの重要性を理解することができる
- 困難を乗り越える力や忍耐力を身につけることができる
- 新たな価値観や視点を得ることができる
副業や起業は、失敗を恐れず、挑戦する価値のあることです。失敗したとしても、その経験は決して無駄にはなりません。新たな一歩を踏み出すための糧としましょう。
副業・起業におすすめの分野
政府の強い意向と成長戦略によりDX(デジタルトランスフォーメーション)が進められているこれからの時代には、デジタル技術を活用した副業や起業がおすすめです。
具体的には、以下のようなものが挙げられます。
・クラウドソーシングやフリーランスの活用
クラウドソーシングやフリーランスは、インターネットを介して仕事を受注する方法です。クラウドソーシングやフリーランスは、自分のスキルや経験を活かして、自分のペースで仕事をすることができます。
DXが進むこれからの時代は、ITやIoT、AiやWeb関連のスキルや経験が求められる仕事が増えると考えられます。そのため、クラウドソーシングやフリーランスとして、ITやWeb関連の仕事を受注するのもおすすめです。
・ネットショップやブログなどのネットビジネス
ネットショップやブログ・SNS(アフィリエイト)などのネットビジネスは、インターネットを介して商品やサービスを販売する方法です。ネットビジネスは、初期費用や運営コストを抑えて始めることができます。
DXが進むこれからの時代は、オンラインで商品やサービスを流通する機会が増えると考えられます。そのため、ネットショップやブログ・SNSなどのネットビジネスを始めるのもおすすめです。
・プログラミングやデザインなどのスキルを活かした副業
プログラミングやデザインなどのスキルを活かした副業は、DXが進むこれからの時代において、需要が高まっていくことが予想されます。
プログラミングやデザインなどのスキルは、オンラインビジネスにおいて欠かせないものです。そのため、プログラミングやデザインなどのスキルを活かした副業を始めるのもおすすめです。
もちろん、副業や起業を始める際には、自分のスキルや経験、興味・関心などを考慮して、自分に合ったものを選ぶことが大切です。また、失敗を恐れず、挑戦する姿勢も重要です。